
■背景
近年、トップアスリート育成の現場では「技術」だけでなく、「自己理解」や「内面の成長」への支援が求められています。
特に育成年代の代表選手においては、
・自身の思考や行動特性を理解すること
・目標に向けて主体的に行動する力を養うこと
・チームの中で自分の役割を考え、力を発揮すること
が、競技力と人間力を高める鍵となっています。
こうした背景を踏まえ、BFJとTOiRO株式会社は選手と指導者双方の特性データを活用し、短期間でのチーム作りを実現する取り組みを開始しました。
■各世代別日本代表での取り組みと効果
各世代日本代表の育成現場では、「to-beレポート」を活用した自己理解・相互理解プログラムを実施しました。これにより、限られた合宿期間でも選手と指導者の理解を促進し、チーム全体の組織力向上と個々の成長を両立する育成モデルを構築しています。
⦅主な取り組み⦆
選手側:自身の思考や行動の特徴を把握し、面談やトレーニング講座を通じて「自分の成長に繋がる考え方・動き方」「チーム内での役割」を整理。主体的に行動する力の土台を形成。
指導者側:チーム全体の特性データを活用し、選手を活かすチーム運営や個別指導を実施。複数のコーチ間で選手理解を共有し、指導の精度向上を実現。
⦅事例 (抜粋)⦆
大学代表チーム:落ち着きや協力性を持つ選手と自発的に周囲を巻き込む選手が混在する中、選手一人ひとりの特性に合わせて役割や関わり方を意識するアプローチが有効だと考えられた
U-12代表チーム:活発でエネルギッシュな選手が多く、互いの特性を意識した声かけやサポートが有効だと考えられた
いずれの世代でも、to-beレポートは単なる分析ツールではなく、選手と指導者をつなぐ共通言語として機能し、選手は自己理解を深め、主体的に行動できるようになり、指導者は個々に最適化されたアプローチを実施可能となりました。
※具体的な取り組み内容や分析、アプローチ方法については、ぜひお問い合わせください。

■導入実績
・智辯学園和歌山高等学校 野球部
・早稲田大学 米式蹴球部
・株式会社川崎フロンターレ
・渋谷教育学園渋谷中学高等学校
・渋谷教育学園幕張中学高等学校
育成年代:延べ50団体以上 法人企業:累計80社以上の取引実績あり
詳細:https://updraft-sports.jp/archives/651